国鉄時代に設計・製造された車両の引退が話題になることはよくある。3月12日のダイヤ改正でも、1960年代に製造が始まったJR信越線などの115系や、奈良線の103系が定期運用を離れ、別れを惜しむ声が多く聞かれた。
しかしその陰で、平成初期に製造された車両の引退が次第に進んでいることにも注目したい。そこには他の時代の車両にはない事情やはかなさがある。バブル時代に華々しくデビューした列車が、次々に消えているのだ。
バブル期を象徴する豪華車両
国鉄が分割民営化され、JR各社が発足したのは87年4月1日。翌88年には青…
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