川崎重工業 兵庫工場(川崎車両 神戸)を1月に出場し、山陽線・東海道線・東北線などを経て納品先へと届けられた、東武鉄道 500系リバティ 515・516・517編成。
川崎重工業からは、JR線内のけん引機は、JR貨物 岡山機関区所属 DE10形ディーゼル機関車、JR貨物 新鶴見機関区所属 EF65形電気機関車、同EF210形電気機関車など。
関東入りして新鶴見信号場(神奈川県川崎市幸区)からは、JR貨物 愛知機関区所属 DD200形ディーゼル機関車が、東武鉄道とJRの連絡線がある栗橋までけん引した。
東武車両の搬出・搬入は秩父鉄道経由をやめ、栗橋経由に
東武鉄道車両の甲種輸送や搬出・搬入は、これまで熊谷から秩父鉄道三ヶ尻線などを経て、羽生で東武鉄道へと渡る秩父鉄道経由だった。
そこへ秩父鉄道三ヶ尻線 熊谷貨物ターミナル~三ヶ尻が廃止したなどで、搬出・搬入ルートを変更。
JR線・東武線 直通特急 日光 きぬがわ スペーシアきぬがわ などの定期列車が行き来するJR東北線・東武日光線 連絡線を伝ってこうした新型車両を入れるようにした。
栗橋のJR・東武連絡線は、架線に電気が通っていないデッドセクションがあることから、JR貨物のディーゼル機関車が担うことになったか。
今回の川崎重工業出場500系リバティ搬入は、DD200+500系リバティが栗橋連絡線を経てJR線から東武線へ入り、進行方向を逆転。
DD200が押し込むかたちで栗橋駅ホームに入れる。その先で待機していた東武鉄道のDE10が後部に連結し、DD200は解放。
DD200はきたときと同じルートで連絡線を経てJR線内へと戻っていく。東武鉄道DE10は、500系リバティをけん引し、東武線内へと引き込んでいく。
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