JRT四国放送
車輪をチェンジして道路も線路も走ることができる乗り物・DMVの世界初となる営業運行が25日、始まりました。二刀流車両・DMVの雄姿を一目見ようと、徳島県内外から多くの鉄道ファンらが集まりました。車輪をチェンジして道路も線路も走ることができる乗り物・DMVが導入されたのは、徳島県海陽町と高知県東洋町を結ぶ阿佐東線です。第1便の出発地点となった海陽町の阿波海南文化村では記念のマルシェが開催され大勢の人が詰めかけました。地元の子どもは「すごいと思ったし乗ってみたい」、「世界初が走って、海部が有名になるかな」徳島市から来た人は「きょうは乗れなかった。チケット取れなくて。車輪が出ているのを見て、かっこいいなと」と話していました。第1便に乗れるのはわずか18人です。抽選となったプレミアチケットを手に入れた鉄道ファンは。「世界初のDMVに乗れるのでワクワクしてます。抽選だったから、発表までハラハラドキドキの1週間だった」と興奮を隠せない様子。運行開始に先立って開かれた式典には関係者ら約250人が参加。「DMVのうた」に合わせたダンスや、地元の高校生らによる太鼓の演奏も披露されました。そして、いよいよ記念すべき第1便の出発です。「出発進行」というかけ声と笛を合図に、午後0時36分、多くの人の期待を背負い、第1便が出発しました。飯泉知事は「きょうは決してゴールではなく、きょうからが新たな挑戦に向けてのスタートを切る記念すべき日になった」と挨拶。阿佐海岸鉄道社長の三浦茂貴海陽町長「まずは観光の起爆剤として.そのあとは地域住民の公共交通の足になるように。これからしっかりと安全運行を進めていけるようにと、引き締まる思いがあった」と話しています。約15キロの道のりのうち、阿波海南駅から高知県・甲浦駅までの約10キロはバスから鉄道にモードチェンジして線路を走ります。午後1時53分、第1便の折り返し便が無事、阿波海南文化村に帰ってきました。愛媛県松山市から来た第1便の乗客は「興奮しっぱなし。バスで走ってたのが切り替えの所でグーっと上がる、それがこれから行くぞという乗り心地に感じてすごく良かった」兵庫県から来た乗客は「車両の中はバスだけど、窓の外は全部線路で驚いた」「世界でここでしか味わえないというのが、一番いいところ」と話していました。初日の16便は全て予約で満席でした。地元の貴重な公共交通として、そして地域観光の目玉としてDMVは27日も二足の草鞋を履いて走り続けます
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