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GR86とBRZを並べて展示
5月3日~4日の期間、富士スピードウェイで開催されているSUPER GT第2戦 たかのこホテル FUJI GT 500km RACEは観戦者数の制限を行なったうえで有観客開催となっている。そのためグランドスタンド裏ではステージイベントの開催のほか、さまざまなブースが並ぶイベントエリアが設けられていた。
SUPER GT第1戦の岡山国際サーキットでは、Toyota Gazoo Racing(トヨタ自動車)とスバルがそれぞれブースを展開して新型「GR86」と「BRZ」の展示を行なっていたが、今回の富士スピードウェイでは敷地の広さを生かし、2社のブースは隣り合わせに展開。そしてブース間のスペースには、GR86とBRZを並べた合同ブースを展開。この2台を並べる展示は今回が初という。見比べたい2台だけに、今回の展示は多くの来場者の目を引いていた。
Toyota Gazoo Racingとスバルのブースを隣り合わせに配置。ブース間のスペースに新型GR86とBRZを並べて展示する合同ブースを設けている
さて、スバルブースにはもう1台の新型BRZが展示されているが、こちらはSTI(スバルテクニカインターナショナル)製パーツを装着した参考展示車である。本来は東京オートサロン2021のスバルブースでお披露目する予定だったそうだが、東京オートサロンが中止になったことで今回が初披露となる車両だ。
現行BRZにはSTIと共同開発を行ない、スポーティさと上質さをさらに向上させたBRZ STI Sportsが設定されていたが、この車両はそれとは異なり標準車に純正アクセサリーとして設定予定のSTI製パーツを装着した仕様とのこと。本記事では新型BRZ STIパーツ装着車を写真で紹介していこう。
なお、今回の開催でもパドックエリアと観客席エリアは行き来不可として感染リスクを極力低減して運営されている。そのため、本記事は一般観客として入場したスタッフによる撮影画像を使用して記事を作成している。
新型BRZ専用に開発したBBS製の18インチ鍛造アルミホイール。SUPER GTに参戦するBRZと同じ意匠。カラーもGTマシンと同じマットブロンズ。サイズは18×7.5J インセット45
タイヤはミシュラン「パイロットスポーツ4」で、サイズは215/40R18となっていた
STIフロントアンダースポイラー、STIサイドアンダースポイラー、リアサイドアンダースポイラーが設定される。こちらは単品販売のほかにセットオプションの設定もあるという
リアウイングはスワンネック形状となった。空力的なシミュレーションを行なった上での形状となっている。材質はドライカーボンだ
スワンネックとしたことでCd値も抑えることができたという。また、大きめの翼端板を一体形状とすることで車体側面を流れる風の整流を行なっているという
ウイング自体は大きめだがドライカーボン製なので軽量に仕上がっている。トランクのダンパーは標準車と同一のモノでOKとのこと
フロントには現行BRZにも設定されていたフレキシブルVバーが装着されていた
新型レヴォーグで採用されたリヤドロースティフナーを発展させ、新型BRZではリアフレーム後端の左右をつなぐよう取り付けされる
サスペンションは10mmローダウンのコイルスプリングを装着。ダンパーは標準車と同一のものだという。ブレーキも標準車と同じだ
STI製のパフォーマンスマフラーが装着される。最新の騒音規制に合わせて音圧より音質にこだわった作りになっている。交換部分はメインマフラーのみで材質はステンレス。テールは左右出しで径は120φ。NAらしい快音が楽しめるそうだ
インテリアではシフトノブが新デザインのレザーノブになっている
ステアリングやシート、ドアトリムは標準車と同じでメーターの機能やデザインにも変更はない
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からの記事と詳細 ( スバル、新型「BRZ」のSTIパーツ装着車両をSUPER GT第2戦会場で展示中 - Car Watch )
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