小田急電鉄の看板車両「特急ロマンスカー」。中でも運転席を2階に設け、客室を車体前面まで伸ばした展望席を持つ「VSE」「GSE」は人気でしたが、うちVSEが定期運行から引退しました。両車両を走らせた元運転士に思い出などを聞きました。
73年の歴史を持つ小田急「ロマンスカー」
斬新な特急形車両を続々と投入し、鉄道友の会から「ブルーリボン賞」などを多数受賞している小田急電鉄の「特急ロマンスカー」。その歴史は1949(昭和24)年に投入された1910形(後に2000形に変更)から始まり、2022年で73年にもなります。
ロマンスカーは、初代1910形の時点で喫茶カウンターを備え「走る喫茶室」と呼ばれるなど、サービスレベルの高さが魅力のひとつでした。その後も進化を続け、2022年に至るまで実に10車種ほどが登場しています。そのような中、2005(平成17)年に登場したのが、50000形「VSE」です。
「VSE」は、その後の「MSE」「GSE」へと引き継がれる岡部憲明アーキテクチャーネットワークの車体デザインを採用。ロマンスカー伝統である前面展望や連接車構造に加え、「走る喫茶室」サービスの復活、窓側に5度向けられた座席、簡易個室「サルーン」の設置など特別感のある車両だったこともあり、2021年に定期運行からの引退が発表されると、多くの惜しむ声が聞かれました。
今回は、そのような「VSE」や、同じく展望車を備える最新型の「GSE」がどのような「乗りもの」だったのかについて、元運転士の梓 雅樹(あずさ まさき)さんにお話を聞きました。
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