将棋の藤井聡太王位=棋聖=に豊島将之竜王=叡王=が挑んでいる第62期王位戦七番勝負第4局は18日、大阪・関西将棋会館で2日制の1日目を終えた。
豊島が先手を生かして、対藤井に効果的な相掛かりに誘導した。藤井は28手目を1時間6分の長考で指すなど、じっくりした展開に。午後6時過ぎ、ほぼ互角で藤井が58手目を封じた。19日午前9時から指し継がれる。残り時間は▲豊島4時間26分、△藤井4時間9分。
対局場になる予定だった佐賀県嬉野市が集中豪雨の影響を受け、関西所属の両雄の本拠地に変更された。関西将棋会館での防衛戦は初体験の藤井は、昼食によく注文する会館内の「イレブン」の大好物「バターライス」に「ハンバーグ」を追加して、タイトル戦のスペシャル感を自ら演出した。豊島は「ヤキニク(白米、みそ汁)」だった。
おやつは主催の不二家提供で、午前がともに「ちひろフィナンシェ」(藤井はアイスコーヒーも)。午後もともに「ミルクとこがし蜜(カステラ)」で、飲み物は藤井がアイスティー、豊島がアップルジュースだった。
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