損害車買取のタウは、九州北部を中心とする豪雨による被災地域に「災害対策本部」を設置。水害車両の引き取り対応を開始した。
今回九州北部を中心に襲った大雨の影響により水害を受けた車両は約3万台(8月17日時点・タウ調べ)と見込まれ、未だに続く大雨の影響により、その数は今後も増えると予想されている。水害車両は被災地の交通インフラの復旧を妨げる要因の一つにもなり、その処分が大きな課題となる。また、室内が浸水しエンジンがからない状態の車は100万円以上の修理費用がかかるケースが多く、ディーラーなどでは下取り価格も付かないため、被災者には大きな経済負担となる。
このような状況を受け、同社は災害対策本部を設置し、特に被害の大きいとされる佐賀県内に、引き取った車両を一時的に保管しておくための臨時モータープールを2か所設置。被災地復旧支援チームとして30名以上の社員を動員し、水害車両の迅速な引き取りに対応する。
また、代替車両の入手に困っている被災者の支援策として、同社運営の中古車販売サイト「CARTENDER JAPAN 九州」に安価な軽自動車を掲載する準備を進めている。
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