道南の七飯町のJR函館線で7日、保線作業に向かっていた車両が制御できない状態のまま走行した問題で、車両が止まらなかったのは運転士が乗っている「モーターカー」と連結していた作業用の車両のブレーキが作動しなかったためだとみられることが分かりました。
7日夜遅く、線路の砂利を補充する作業に向かうため函館線の大沼駅と仁山駅の間の下り坂を走行していた保線車両が、制御が利かない状態のままおよそ7キロにわたって走り続けました。
この保線車両は運転士が乗る「モーターカー」と砂利を散布する作業用の車両2両が連結して走っていて、その後のJRの調べで、ブレーキが利かなくなったのは作業用の車両とみられることが分かりました。
JRによりますと、保線車両は3両分のブレーキで止まるように計算されているため、いずれかの車両のブレーキが利かないと止まることができないということです。
作業用の車両はことし4月と7日の作業の直前に点検を受けていて、いずれも異常は見つからなかったということです。
JR北海道は9日、所有する同じ型式の作業用の車両57両の使用を見合わせ、今後、点検を行うことにしています。
からの記事と詳細 ( 制御不能になったJR保線車両 作業用車両のブレーキ不作動か|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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