花の舞酒造(浜松市浜北区)は12日、卓上サイズの「どこでも鏡開きHACO樽(はこだる)」を発売する。新型コロナウイルスの影響で樽酒の需要が落ち込む中、家庭などで気軽に祝い事の鏡開きを楽しんでもらう。
酒樽に模した高さ12センチ、幅22センチの六角柱の箱をボール紙で作り、120ミリリットルの本醸造カップ酒5本、いずれも紙製の小づちとふた、願い事をしたためる札を中に入れた。カップ酒は県産米を原料に、さわやかな飲み口に仕上げた。
同社によると、樽酒出荷量は国内最多で年間千本以上を販売していたが、結婚式や賀詞交歓会などの需要が激減した。期間中に約400本が売れる最大需要の「浜松まつり」も昨年は中止になり、今年は規模縮小での開催が予定されている。高田謙之丞社長は「新しい形の鏡開きを提案したい」と強調する。HACO樽は税込み1760円。年間2千箱の販売を見込む。
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