中国CHUWIがIndiegogoでクラウドファンディングを実施中の小型PC「LarkBox」のサンプルを送ってもらったので、簡単なレビューをお届けします。
手のひらに載るサイズのLarkBoxは、これだけ小さいにもかかわらず、CPUやメモリ、ストレージなども備えた立派なデスクトップPC。HDMIポートも備えており、4K出力にも対応しています。
サイズは61x61x43mmで重さは127g。「持ち運びに便利」ということになってはいますが、別途ディスプレイや電源、キーボード、マウスを用意することを考えると持ち運びには向いていない気もします。
パッケージにはVESAマウント用の金具やネジも含まれており、これを利用してディスプレイの裏に固定が可能です。どちらかといえば、自宅やオフィスで省スペース的に使うデバイスです。
インターフェースは、4K出力に対応したHDMIとUSB-A(3.0)が2ポート。USB Type-Cは電源用で出力には利用出来ません。このほか、側面にmicroSDカードスロットと3.5mmオーディオジャックがあります。
電源用にはUSB PD対応のACアダプタが付属。なお、今回送ってもらったものはちょっと大きめでしたが、製品版には少し小型のものが付属されるとのことです。
CPUはCeleron J4115。もともとはCeleron N4100を採用予定でしたが、途中でよりハイスペックなJ4115に変更された経緯があります。この型番、Intelのサイトには載っていないのですがCHUWIによると動作周波数は1.5GHz~2.5GHzでTDP10Wとのこと。なお、CPU-Zで確認すると、ベースクロックは1.8GHzとなっていました。
メモリはLPDDR4 6GB、ストレージは128GBのeMMC。ストレージに関しては、底面を開けるとM.2 2242スロットがあり、そこに最大2TBのSSDを増設可能になっています。そのほかの仕様としては、。Wi-Fiは802.11 ac/a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)でBluetoothは5.1。
肝心の使い勝手ですが、特にどうのこうのと言う必要がないほどに、普通に動きます。
ベンチマークをみるとCINEBENCH R20の結果は553pts。これはCore m3-8100YのUMPCと同等か、やや低い程度の結果です。
ただ3D MarkやPC Markの結果は少し低め。とはいえ、動作的には特にストレスは感じません。
さすがにゲームなどは厳しいですが、ブラウザやYouTubeで4K動画視聴などの用途であればまったく問題ありません。
ちなみに、Minecraft Dungeonsは、スペックが低すぎると警告が表示され、実際に動作もカクカクでプレイするには厳しかったです。
本体が小さく、それにあわせてファンも小さいためか、風切り音がしますが、動画を再生していたり、エアコンがかかっていたりすると、そちらの音のほうが大きく感じるレベルです。
持ち歩くのなら、UMPCを含めたモバイルノートのほうが絶対に便利ですし、自宅のメイン端末としてはやや力不足な感もあります。それでも、リビングのテレビに接続したり、4K出力を活かしたホームシアター用途、この時期ならではの子どものオンライン学習やテレワーク用など、使い途はいろいろとありそうです。
Indiegogoでのクラウドファンディングは7月24日まで。セカンドPC用途や、なにより小さいガジェットが好きという人にはオススメしたい端末です。
関連リンク:LarkBox(Indiegogo)
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July 10, 2020 at 11:09AM
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