川崎汽船は9月29日、ジャパン マリンユナイテッド津事業所において建造中であった、21万重量トン型ケープサイズバルカー「CAPE BROLGA」が竣工し、同社に引き渡されたと発表した。
この船はジャパン マリンユナイテッドが独自開発をした省エネ推進装置および風圧抵抗を低減させる隅切型居住区を採用することで、従来船に比べ大幅な燃費削減を実現するとともに、載貨重量も増加している。現在竣工しているケープサイズバルカーの中でも世界トップレベルの技術を集結させた最新鋭船となっている。
更に、この船の貨物艙の耐食性向上を図るため、JFEスチールが開発した石炭カーゴホールド耐食鋼(JFE-SIP®-CC)を採用した。
この船はJFEスチールと締結した長期連続航海契約に基づき、同社向けの鉄鉱石及び石炭輸送に従事する。
■概要
主要寸法:全長 299.99M x 幅 50.00M x 深さ 25.00M x 喫水 18.40M
載貨重量:21万1982トン
総トン数:10万8,605
主機関:Hitz MAN-B&W 7S65ME-C-8.5-HPSCR
航海速力:14.3ノット
船級:日本海事協会(NK)
船籍:日本
建造所:ジャパン マリンユナイテッド 津事業所
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