集英社「週刊少年ジャンプ」編集部は6月10日、連載漫画「呪術廻戦」を次号からしばらく休載すると発表した。作者の芥見下々(あくたみげげ)さんの体調不良が理由。休載期間は「一月ほど」(芥見さん)としている。
呪術廻戦は今年に入ってから作者体調不良による休載やペン入れ前の下書き掲載など、連載のペースが不安定になっていた。編集部は「協議の結果、一定期間休んで体調の回復を図って頂いた方が良いと判断した」と説明する。
芥見さんは「以前から編集部側からまとまった休載の打診はあったのですが、私自身が週刊連載のスピード感のない呪術廻戦に魅力を感じないこと、早く完結まで描いてしまいたいことなどを理由にこれまで回答を保留にしていました」と説明。「体調を崩したといっても大病したわけではなく、メンタルは通常運転なのでご心配には及びません。ただただお待たせして申し訳ないです。復帰からは新連載のつもりで頑張ります」という。
発表を受け、Twitterでは10日正午ごろに「芥見先生」がトレンド1位に。「残念だけど体が一番」「休んでくれてよかった」と芥見さんを気遣う声に混じり、休載を進めた編集部に対して「英断」「時代は変わった」と評価する意見が目立った。
漫画家の赤松健さんは「ジャンプは、マガジンやサンデーのように水着グラビア表紙がない分漫画家の仕事が多い。またマガジンはかなり昔から定期休載制があったが、ジャンプでは『休むのは許されない』みたいな雰囲気があって、今回のように編集部のほうから『まとまった休載』を提案した、というのは素晴らしいことだ」と評価している。
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