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Wednesday, April 7, 2021

吉岡里帆、『レンアイ漫画家』突飛なストーリーの中で感じた穏やかさ「今の時代に寄り添える」 (1) - マイナビニュース

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4月8日にスタートするフジテレビ系ドラマ『レンアイ漫画家』(毎週木曜22:00~)。漫画一筋で孤高の人気漫画家・刈部清一郎(鈴木亮平)が繰り広げるラブコメディで、“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷち女子・久遠あいこを演じるのが、女優の吉岡里帆だ。

不器用で恋愛下手な清一郎の恋愛漫画のネタづくりのために、様々な男性と次々と“疑似恋愛”を繰り広げるという一見突飛なストーリーながら、ヒロイン役の吉岡は台本を読んで、設定とは裏腹に穏やかな読後感を持ったという――。

■突拍子もない状況でもなじめる柔軟性

「まずはシンプルに、とても面白い話だと思いました。とくに、全体の雰囲気は軽いんですけど、鈴木さん演じる漫画家、清一郎さんと、私の演じるダメダメなあいこの距離が、だんだんと近づいていくに従って気持ちが温かくなるというか、“ほっこり”と“キュン”のバランスが心地よく、撮影がすごく楽しみになりました」と語る吉岡。

夢なし、彼なし、金なしのアラサー女子・あいこは、初恋の人の葬儀で、彼の忘れ形見であるレン(岩田琉聖)、そして彼の兄の清一郎と出会う。親戚中がレンを押し付け合うさまを見て、不安に思うあいこ。清一郎がレンを引き取るために出した条件が、冒頭の“漫画ための疑似恋愛ミッション”だったのだ。そんなムチャぶりにうろたえつつも、あいこと清一郎は衝突しつつも惹かれ合っていく。

「あいこはどこかすっとぼけているキャラクターなので、突拍子もない状況でも、そこになじんでいける柔軟性を持っているんです。失敗してもそこで立ち止まらずに、『まあいいっか』みたいな穏やかな精神というか、めげない心を持っています」

■「忙しいヒロインです(笑)」

様々な男性との疑似恋愛シーンは本作の大きな特徴だ。しかも、出会いから別れまで猛スピードで繰り広げられるので、演じるのは大変だったという。

「特に最初は疑似恋愛のパートの撮影が続いていたので、こっちが本編のように感じる瞬間もありました(笑)。演技と演技の二重構造みたいになっているので、撮影が始まったばかりの頃は、『あれ、今のこれはどういうことだっけ?』と、頭の整理が必要で、相手が変わるたびに別の作品だと思って気持ちを切り替えて取り組みました。普通の人は1年間で経験するような恋愛を1日で撮ったりして。そんなラブコメを経験したことない、スピードがおかしいよねみたいな話をしながら撮影をしていましたね。忙しいヒロインです(笑)」

ラブコメならではの“胸キュン”シーンも期待されるが、共演の鈴木から“キュン”についてのアドバイスをもらったそう。

「『相手に自分の思いを気づかれていない間にも、相手のことをすごく思っていることが(視聴者に)伝わると、キュンという現象が生まれるんじゃないか』というお話をしてくださって。『僕もたくさんラブコメをやってきているわけじゃないんだけど、やっぱり見えないところで相手を思うシーンはすごくいいよね』と。それを聞いて、『たしかに!』と思いました。そんな姿を見て、視聴者の方にも『うぉ~、がんばれ~』みたいに、応援してもらえるような2人になれたらいいなと思います」

ポスタービジュアルにある“壁ドン”のような、分かりやすい“胸キュン”だけではなく、主人公とヒロインが大人世代だからこその“不器用な胸キュン”こそが、本作の見どころだ。

「ポップでキュートな仕上がりのラブコメですし、頭ポンポンや、道端で守ってくれて、そのときにボディタッチ……みたいな、俗にいう王道の胸キュンしぐさも出てくるんですけど、回を追うごとにキュンってそこだけじゃないということがだんだんと分かってくるんです。それが個人的にはドラマの見どころだと思っています」

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