神戸市灘区の阪急電鉄神戸線の踏切で昨年11月、特急電車と軽自動車が衝突し電車が脱線した事故で、兵庫県警は8日、過失往来危険の疑いで、軽自動車の男性運転手(42)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
書類送検容疑は昨年11月23日夜、踏切の北約60メートルの路上でサイドブレーキが不十分なまま駐車して軽自動車を踏切に進入させ、電車に衝突させた疑い。
現場は緩やかな下り坂。軽自動車の運転手は集配業者で「当時は車から離れていた。サイドブレーキのかかりが甘く、車が踏切まで動いたかもしれない」と説明していた。
【共同通信】
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