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Saturday, March 13, 2021

房総の海などをイメージ 新型車両 きょうから内房・外房線、鹿島線に導入 - 東京新聞

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房総の海などをイメージして配色したJR東日本千葉支社の新型車両「E131系」。内房・外房線などでワンマン運転を行う=勝浦市のJR勝浦駅で

房総の海などをイメージして配色したJR東日本千葉支社の新型車両「E131系」。内房・外房線などでワンマン運転を行う=勝浦市のJR勝浦駅で

 JR東日本千葉支社は、ダイヤ改正に合わせ十三日から新型車両「E131系」(一編成二両)を県内の内房・外房線、県内と茨城県を結ぶ鹿島線に導入する。同支社によると、房総・鹿島エリアでは五十一年ぶりの新型車両。二日に勝浦駅であった展示会では、高齢者や親子連れら約百七十人が訪れ、記念撮影するなどして楽しんだ。

 車両のデザインは、優雅で生命感のある房総の海をイメージした明るい青色と菜の花をテーマにした黄色のラインを描いた。房総の海の波しぶきをイメージし、車両前面には水玉模様を配色した。

 現行の「209系」に比べ、車体の幅を広げ座席幅を拡大。ワンマン車両で、乗降客が車両のボタンを押してドアを開閉する。各車両に車いすやベビーカー利用者のためのフリースペースを設け、車いす対応の大型洋式トイレを設置するなどバリアフリー化を推進した。

 各車両の側面にカメラを設置し、乗務員が運転台から乗降客の状況をモニターで確認できるようにした。視覚障害のある人から事前に連絡があれば、駅員らが乗り降りを手伝う。

 同支社は「トラブルに備え、近くの駅員や専門家がすぐ駆けつけるシステムになっている」と安全性を強調した。 

  (山田雄一郎)

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