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Tuesday, October 27, 2020

フルサイズで手乗り?! ソニー「α7C」で4K動画を撮る - AV Watch

フルサイズの常識を変える?!

デジカメの世界では、生き残りをかけて主要メーカーがフルサイズミラーレスに参入し、盛り上がりを見せている。これまでフルサイズと言えば、一眼レフが主力だったわけだが、ミラーレス化によって小型化の道も開けた事になる。

小型化と言えば日本のお家芸であるところだが、そんな中、フルサイズミラーレスで一日の長があるソニーから、レンズ込みで世界最小・最軽量となるフルサイズミラーレス、「α7C」が登場した。10月23日より発売開始されており、店頭予想価格はボディのみで21万円前後、レンズキットは24万円前後。またフルセンサーのαとしてははじめて、シルバーモデルも発売する。今回はこのシルバーモデルをお借りしている。

これまでα7シリーズは、無印、高感度のS、高画素のRと3タイプ展開してきたが、ここにきてCompactのCが追加された格好だ。今回は小型化されたことで動画性能に影響があるのか、そのあたりをチェックしてみる。

小型機はAPS-Cかフォーサーズと相場が決まっていた一眼市場に、小型フルサイズというジャンルを開拓するα7Cを、早速テストしてみよう。

バシバシAFが決まる

α7cの場合、その軽快さが持ち味ということになる。動画にしても三脚を使わずどれぐらい撮れるのかというところが気になるところだ。本機はボディ内に5軸手ブレ補正を搭載するが、キットレンズ側に補正機能はなく、電子補正も搭載していないので、動画の補正機能は限定的だ。

動画手ブレ補正機能のテスト

実際、手持ちでフィックス撮影ならなんとか持ちこたえられるものの、撮影しながらの移動では厳しいものがある。このあたりはα7 IIIからあんまり変わっていない部分である。

一方フォーカスに関しては、動画撮影時でも画面タッチでターゲットを決めて自動でトラッキングする「タッチトラッキング」があり、意図したところへ簡単にフォーカスがあわせられるようになった。

また人物撮影でも「リアルタイム瞳AF」が動画でも使えるようになったところではあるが、残念ながら4K撮影では動作せず、HDモードのみの動作となる。子供の成長を4Kで残したいという用途では残念ながら威力が発揮できないが、昨今のネット向けセルフィー動画ならHDでも十分なので、使い出はあるだろう。

AF機能は、特に静止画撮影では威力を発揮する。意図したところにバシバシフォーカスが来るので、撮っていて気持ちがいい。また今回新開発となったシャッターも、フィルムカメラっぽい「ジャコン」という音が心地よい。大きな音ではないが、撮影にリズムが出る。珍しく調子に乗って、かなりの枚数の写真を撮ってしまった。

軽快なシャッター音とAFで写真撮影が楽しくなる
フルサイズならではのボケ味も楽しめる

HDR撮影もプリセットから選ぶだけと簡単に撮影できる。編集してコンテンツにするには若干知識が要るところだが、カメラからテレビに直結して見るだけなら簡単だ。発色も良く、ダイナミックレンジも広いので、逆光でもなかなか見栄えのする映像が撮影できる。

4K/30P/HLGで撮影したサンプル
逆光気味でも十分なダイナミックレンジを確保
発色も偏りがなく、クセのない映像が撮影できる

4K/30pでは若干画角が狭くなるが、それでも1.6倍からの縮小処理がかかるため、細かいディテールも綺麗に表現できる。レンズは新規開発だが、青空抜けの細かい葉先でも収差が見られず、なかなか良好だ。

細かいディテールも十分

さすがαとうならせる暗部撮影

裏面照射CMOSのαシリーズであれば、夜間撮影に強いことはよく知られている。ISO感度は、静止画で最大下限ISO 50、上限ISO 204800に、動画では下限ISO 100、上限ISO 102400まで拡張できる。シャッタースピード1/60、F4でISO 100から順に2倍ずつ上げていったが、51200ぐらいまでは普通に使えそうである。

暗部に強いセンサー

さすがに102400ではノイズの張り付きが目立つところではあるが、後処理でノイズリダクションをかければどうにかなりそうだ。

スロー撮影はフルHD解像度しか対応しないが、最大120pで撮影可能で、30p再生なら4倍速、24p撮影なら5倍速となる。またS-LogやHLGでも撮影できるのがポイントだろう。

4倍速スロー撮影

また今回は、スマートフォンのアプリ連携も試してみた。事前にImaging Edge Mobileをインストールしておき、NFCかQRコードでカメラと接続する。

撮影モードでは、若干の遅延がありならがもリアルタイムで映像が確認できるが、スマートフォンから変更可能なメニュー項目は限定的だ。またアプリを一端バックグラウンドに回すと接続が切れてしまう。そうなるとアプリ側からアクションしても再接続はできず、カメラ側の再操作が必要になる。

リモート撮影に威力を発揮する「Imaging Edge Mobile」

カメラの映像をスマートフォンに転送できる機能もあるが、撮影のアシスト機能とは基本的に別機能なので、一端接続を切ってカメラ側で設定し、スマートフォンと接続し直す必要がある。ユーザーとしては、カメラは電源を入れておけばあとはスマートフォン側で操作を完結したいと思うはずだが、そこがなかなか簡単にはいかない。

画像転送も同じアプリだが、カメラ側は別モードで再接続が必要

こうしたスマートフォン連携は、他社に比べると先行していただけに、今となっては設計的に古くなってしまったのが残念だ。

総論

見た感じ、持った感じからしてもフルサイズを感じさせず、まるでAPS-C機のようなハンドリングなのが本機のポイントである。軽さ、コンパクトさという意味では今回のキットレンズ「FE 28-60mm F4-5.6」がベストマッチではあるが、フルサイズセンサーの良さを味わいたいなら、もうちょっとハイスペックのレンズが欲しくなるところである。

とはいえ、コンパクトなボディは魅力であり、価格的にも実売20万円程度だ。2年前のα7 IIIと同じくらいの価格で若干機能アップとなれば、コチラを選びたい。一方小型化ゆえにボタンやダイヤルが省略されている部分もあり、そのあたりはトレードオフという事になるだろう。

いずれにしても、あのα7が小さくなったというだけで、市場へのインパクトは大きい。これからフルサイズも、ハイエンドだけでなくミドルレンジからローレンジまで、当たり前になる一歩手前まで来たというサインかもしれない。

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October 28, 2020 at 06:30AM
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