鉄道車両を、トレーラーに載せ道路で運ぶことを「陸送」といいます。手続き面や安全面などで大変なのですが、なぜ線路を走らず、わざわざそのような方法をとるのでしょうか。線路がつながっていない以外にも、様々な理由がありました。
新型車両を運ぶ手段 「甲種輸送」と「陸送」
日本には、鉄道車両を製造する車両メーカーが数多く存在します。
完成した車両は、車両メーカーから鉄道会社に引き渡すため、鉄道会社が指定する車両基地などまで輸送されます。多くの車両メーカーは、最寄りの鉄道路線と線路がつながっており、JR貨物などの機関車が鉄道会社との接続点まで車両をけん引する「甲種輸送」が行われる場合は、多くの鉄道ファンが沿線に集まる光景が見られます。
もうひとつの輸送方法は「陸送」といい、トレーラーに鉄道車両を搭載して、自動車で運ぶというものです。しかし鉄道車両を陸送するのは容易ではありません。
たとえば在来線車両の車高は4m近く、全長は20mほどありますが、これは法律で規定される、一般公道を通行してよい積載物の制限サイズを超えています。したがって、陸送のルートは走行に支障するものがないかを事前調査の上、特殊車両通行許可を得なくてはなりません。トレーラーの速度も20km/h程度で走る必要があり、輸送する時間帯も綿密に設定する必要があります。
このように、陸送は手続きから輸送に至るまでの手間、輸送における制限などが多いため、線路を使って車両を輸送したほうが簡単なように見えます。しかし、甲種輸送ではなく陸送を選ぶ鉄道会社は決して少なくありません。陸送を選択する理由にはどんな事情があるのでしょう。
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April 25, 2020 at 08:20AM
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線路走っていけばいいのに… 鉄道車両なぜトレーラー輸送? 「線路未接続」以外のワケ - 乗りものニュース
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