堀川敬部
JR西日本は2日、金沢駅始発の大阪行き特急「サンダーバード2号」が乗務員の手配に手間取り、後続のサンダーバード4号を含めた特急2本が最大で51分遅れ、約150人に影響したと発表した。
金沢支社によると、この日午前5時ごろ、金沢駅近くの車両基地で2号の運転士がブレーキの故障を見つけた。9両編成から12両編成に急きょ変更し、金沢駅を定刻の午前5時35分に出発した。
1人だけ乗っていた乗務員が運行中、10両編成以上の車両では乗務員は2人と社内規定で定められていることに気づいたという。
2号は次の小松駅に停車。午前6時7分に金沢駅を出た後続のサンダーバード4号に乗った乗務員1人が到着するのを待った。
2号は小松駅を51分遅れで発車し、4号も20分遅れたという。
ある利用者は、小松駅ホームにサンダーバード2号と4号が並んで停車している動画をツイッターに投稿。「普段止まらない2番線にサンダーバード4号が」とつぶやいていた。(堀川敬部)
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