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Wednesday, March 9, 2022

車両状態を遠隔監視 JR東海が新システム、遅延や運休防ぐ - 岐阜新聞

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5日に中央線・中津川―名古屋間でデビューした「315系」

 JR東海は9日、在来線の車両状態を遠隔で常時監視する新システム「DIANA(ディアーナ)」を導入し、4月1日から運用を始めると発表した。中央線で5日にデビューした通勤型電車「315系」や、7月1日に高山線でデビューするハイブリッド方式の特急車両といった最新機器を備えた新型車両が増えるのに合わせ、故障を防ぐためのバックアップ体制も強化する。

 故障などの不具合を見つけるために車両の状態を確認する。これまでは車両にデータを蓄積して1日~数日に一度、車両基地に入った時にデータを回収。不具合を発見してきたが、新システムでは走行中の車両データをリアルタイムに車両基地や指令所に送信。自動分析し、不具合の予兆を通知する。故障する前に点検や修繕ができるため、列車の遅延や運休を防げる。万が一、不具合が発生しても予兆となるデータを把握しているので迅速に対応できるという。

 当面の対象車両は、315系とHC85系。315系ではAI(人工知能)を使った冷房の温度調節もすでに始まっている。金子慎社長は、9日の定例記者会見で「効率や品質の点でも向上する」と強調した。

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