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Tuesday, March 1, 2022

旧南部鉄道の車両帰郷 55年ぶり五戸に - 読売新聞オンライン

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 かつて八戸市と五戸町を結び、1968年の十勝沖地震で被災して翌69年に廃線となった旧南部鉄道の車両が、55年ぶりに町に「帰郷」することになった。5月頃に町内に展示し、子どもたちに歴史を伝える教材として活用される。

 町に戻るのは、貨物列車を 牽引けんいん していた「DC351ディーゼル機関車」(35トン)で、旧南部鉄道で唯一現存する車両だ。十勝沖地震前年の67年に京都府の企業に譲渡され、府内のSL広場に展示されていた。広場は2020年3月に閉園となり、運営企業が募ったところ町が手を挙げ、無償譲渡が決まったという。

 町は、旧豊間内小学校の校舎を使った「ごのへ郷土館」の前に線路を約50メートル敷設し、車両を展示する。事業費は輸送代を含め約1200万円かかるため、町は1日に目標額800万円でクラウドファンディングを開始。返礼品として旧南部鉄道の未使用切符などを用意し、鉄道ファンからの支援も期待する。

 町総合政策課は「十勝沖地震を免れた車両から、郷土の歴史や災害の教訓を学んでほしい」と話している。

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