コロナ禍のなか、キャンピングカーといったアウトドア向けの車両が人気となっている。移動式のログハウスなど新商品も開発された。価格を抑えたものもあり、若い世代にも広まりつつある。
千葉市の幕張メッセで「ジャパンキャンピングカーショー」が10~13日に開かれ、約70社の車両が展示された。
日産自動車は試作車「キャラバン マイルームコンセプト」を公開した。荷室に折りたたみ式のベッドと回転式の机があり、仕事や休憩に使えるスペースに仕上げた。社内の若手が発案したもので、在宅勤務の場所にもなるという。担当者は「改良を重ねて商品化をめざしていきたい」と話す。
ログハウスブランド「BESS」を展開するアールシーコア(東京)は、車輪付きの移動式ログハウス「イマーゴ」を昨年10月に発売した。小屋の床面積が6・51平方メートルと11・27平方メートルの2タイプで、中型か大型のSUVで牽引(けんいん)する。購入には車庫証明やナンバープレートの交付などが必要だ。本体価格は税込み386万~457万円。自然に囲まれながらテレワークをしたい人の利用も想定する。2022年度に1千台の販売をめざす。
「JUSETZ マーケティング」(神戸市)は、軽トラック用のキャンピングカー「ムーブス」を扱う。既存の軽トラに58万3千円で居住部分を据え付け、内装も変えられる。車両込みの価格は約180万円と比較的安い。21年の契約件数は19年の約2倍で35歳未満の購入がめだつ。
納車1年半待ちの車両も
キャンピングカーの販売は好…
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