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Monday, January 24, 2022

“暴走族スタイル”のランボルギーニ、“全面メタル彫刻”のインパラ……国内最大の“改造車フェス”で出会った“ヤバい車”を徹底ルポ - 文春オンライン

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 2022年1月14日~16日の3日間、2年ぶりに「カスタムカーの祭典」東京オートサロンが有観客で開催された。毎年カーメディアが大々的に取り上げ、車好きには知らぬ人のいないイベントだが、「東京モーターショー」と比べると一般の認知度は低い。モーターショーは世界中の自動車メーカーがその最新技術や新型車両をお披露目する「公的な場」であるのに対し、オートサロンは長らく「改造車のお祭り」として位置づけられてきた。

 一体そこには、どんな「ヤバい車」が展示されているのか。東京オートサロンの実態を探るべく、我々は1月14日、名だたるカーメディアに紛れて会場へと潜入した。

あらゆるジャンルが集結する「カオス状況」

 イベント会場に入り圧倒されるのが、会場の広さと出展車両の多さである。サッカーコート3つ分ほどの空間に、所狭しとブースが並ぶ。さらに同様のホールは4つ用意され、ひとまわりするだけでも一日がかりである。今年の出展者数は366社、出展台数は712台にも上った。

階上からの風景。この規模のフロアが4つ用意される

 オートサロンの出展者は実にさまざまであり、カスタムショップやパーツ・用品メーカーのほか、自動車専門学校などもブースを構える。カスタムのジャンルも多岐にわたり、走りを追求するチューニング系や、外見を改造するドレスアップ系、オフロード系やキャンピングカー、旧車など、あらゆる界隈の改造車が一堂に会する様子は壮観である。

 さらに近年では、自動車メーカーが新型車やコンセプトカーを発表する場としても利用され、モーターショーとしての役割も担うようになった。

トヨタブースに展示されたコンセプトカー「GR GT3 Concept」

 新型車発表の場といえば、日本では「東京モーターショー」であるが、バブル崩壊後は規模が縮小傾向にある。フォルクスワーゲンやBMWなど欧米主要メーカーが出展を控える年もあり、モーターショーが「自動車万博」としての影響力を失いつつあるなか、東京オートサロンで新型車を発表するケースも増えてきた。

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