ヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕、以下「ヤマト運輸」)は、宅急便の取り扱いサイズを拡大し、新たに180・200サイズを新設。ヤマト便を廃止することを公表した。
10月4日より180サイズ、200サイズを新設
ヤマト運輸は、2021年10月4日より宅急便に180サイズ、200サイズを新設することを明らかにした。このサイズ拡大にともない、これまで宅急便の規格を超える荷物の発送に利用されてきた「ヤマト便」を、10月3日荷受け分をもって廃止する。
新サイズ
大きい荷物も宅急便として利用できるように
近年、ECの利用拡大にともない、本やアパレル・生活雑貨など小型の荷物だけでなく、地方の精米や特産品、家具・家電など大型の商品をECで購入する機会が増えている。その状況から、事業者側が宅配時に送る荷物サイズも多様化しているという。
これまでヤマト運輸は、宅急便の上限サイズを160サイズとし、それ以上の大きい荷物についてはヤマト便(3辺合計200cmまで、30kgまで)で取り扱ってきた。今回、180サイズ・200サイズ(ともに30kgまで)を新たに設定し、大きい荷物も宅急便として利用できるようにするとのことだ。
従来ヤマト便では対応していなかった、クロネコメンバーズの割引制度や送り状発行サービス、さらに配達時の時間帯指定や宅急便センターでの受け取りサービス提供を通して利用者の利便性が向上することになりそうだ。
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