2018年11月から2019年12月まで1年以上にわたり、計50公演、1ツアーとして、日本史上最大の累計237万5千人の動員を記録した、嵐20周年のツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×2』」。このツアー中、進行してたのは「映画を撮影するため」に1日限りで開催するという、過去に例を見ない『シューティング・ライブ』だった。
撮影は2019年12月23日、東京ドームにて行われた。同グループ初の主演映画『ピカ☆ンチ』(02)の監督を務めた堤氏や、これまで嵐に関わってきた映画とライブのスタッフが参加して、嵐が5人だから見られた景色、観客が5人と一緒に見た景色を100台以上のカメラで余すことなく記録した。東京ドームの圧倒的な一体感と臨場感とともに、日本No.1動員を誇る嵐の名曲とパフォーマンスを体感できる全篇ライブ映画となっている。
リハーサルを終え、本番の撮影前にコメントを寄せていた堤監督は「たくさんライブ映像を撮ってきましたが、間違いなく自分が撮った中では最高峰になるでしょう」と断言する。「回る地球と東京ドーム、嵐と同じ時間を生きていることを体感して欲しい」と願いを込めている。
嵐は新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受け、昨年予定されていた北京でのライブはやむなく中止に。今作は同国で開催される映画祭において、Gala部門とDolby Vision部門への正式出品が決定。両部門同時出品は史上初となり、ワールドプレミアとして最高の上映環境となるドルビーシネマでも上映される。
■堤幸彦監督コメント
現在2019年12月23日16時30分。リハーサルを終えたところです。
たくさんライブ映像を撮ってきましたが、間違いなく自分が撮った中では最高峰になるでしょう。
お客様が入ったらシューティングライブの準備が全て完了です。
手のひらから飛び立つドローンに5人が映し出されるところから始まって、彼らの手に戻っていく。
素敵な入り口と出口になるのかなと思っています。
回る地球と東京ドーム、嵐と同じ時間を生きていることを体感して欲しい。
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