さらに事業用のレール輸送用新型気動車を導入するとしている。このレール輸送用新型気動車の形式名はキヤE195系で、定尺レール運搬用とロングレール運搬用がある。このキヤE195系は、元々JR東海が開発したキヤ97系で、この車両がJR東日本用に改良され導入が始まった。 JR東日本のレールの輸送はこれまで国鉄時代に造られた機関車がレール輸送専用貨車を牽く形で行われてきた。機関車はみな国鉄時代に製造されたもので、老朽化が懸念されてきた。 このレール輸送用新型気動車の導入とともに、砕石(さいせき)輸送用の新型電気式気動車GV-E197系と、E493系交直流電車も導入され試運転が始まっている。これらの車両の本格的な運用がはじまると、事業用車両として使われてきた電気機関車、ディーゼル機関車も、車両回送用および、客車牽引用の一部の機関車を除き、いよいよ引退となりそうだ。
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