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Thursday, August 6, 2020

センスと体形でブランドを体現するプラスサイズ販売員 プニュズ吉澤綾花(WWD JAPAN.com) - Yahoo!ニュース

2014年にタレントの渡辺直美がウィゴーとともに立ち上げたファッションブランド「プニュズ(PUNYUS)」。彼女の個性を打ち出しつつ、目玉焼きをモチーフにした総柄プリントは、多くのアパレル関係者に衝撃を与えた。当時、国内では大きなサイズを展開するメーカーはあっても、大きな売り場や専門的に打ち出す店はなく、いわゆるプラスサイズの服は通販での購入が多かった。デザインも通勤服のようなコンサバなものやフェミニンなものが主流だった。そうした中でプニュズは、おしゃれをしたいプラスサイズ体形の女性にとって大きな驚きだった。ルミネエスト店の吉澤綾花店長もプニュズとの出合いで仕事を変え、今では太っていることをコンプレックスに思う人たちの気持ちを前に向かせようと奮闘している。 【画像】センスと体形でブランドを体現するプラスサイズ販売員 プニュズ吉澤綾花

―もともとはフリーでヘアメイクの仕事をしていたそうですが、どんな働き方でした?

吉澤綾花さん(以下、吉澤): 例えば、午前中は写真館などで七五三とかの記念撮影のヘアメイクに入り、お昼ごろからはバンドのヘアメイクでライブ会場に行き、夜は出勤前のホストのヘアメイクという感じで、1日中働いていました。ただ、フリーランスなので働く時間も自分でコントロールでき、メリハリをつけて仕事をしていた感じです。ですが、あるときケガで入院をすることになり、休んでいたらやる気がうせてしまいまして(苦笑)。ヘアメイクの仕事は楽しかったんですけどね。なんだかんだで1年くらい休職していました。いつまでも休んでいるのもな…と思っていたときに、ずっとファンだった(渡辺)直美さんがプロデュースするブランドができると聞いて、すぐにオープニングスタッフに応募しました。

―その話を聞いたときに「コレだ!」と思いました?

吉澤:思いました(笑)。プニュズ立ち上げのときのビジュアルが本当にツボにハマりました。いろいろなジャンルのスタイル提案はありましたが、私自身がアメコミやフィフティーズが好きだったので、中でもフィフティーズっぽいスタイルとポップな目玉焼き柄のアイテムにすっかりとりこになりました。もともとロカビリーが好きで、ピンナップガール風のファッションに憧れていて、「こういうブランドならアパレルやってみたい」と思ったんです。

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