日本車両製造は24日、2021年3月期の連結純利益が前期比56%減の35億円になりそうだと発表した。損失引当金の戻し入れ益がなくなった反動を受ける。売上高は微増の950億円。東海道新幹線の新型車両「N700S」の受注がけん引する。期末配当で10円を計上し、年間配として6年ぶりに復配もする。
同日会見した五十嵐一弘社長は新型コロナウイルスの業績影響について「受注生産品の割合が大きいが、長引くようならさらなる影響が出そうだ」と話した。
同日発表した20年3月期決算は純利益が前の期比14%減の78億円だった。営業利益は微増の85億円と、2年連続で最高を更新した。
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April 24, 2020 at 04:30PM
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日車両の21年3月期、純利益56%減 新幹線受注は好調 - 日本経済新聞
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