ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会は11日、同市メトロ1号線(ベンタイン～スオイティエン間)の鉄道車両について、ベトナムに輸送される前の最終的な技術検査のための試運転が日本で実施されたと明らかにした。検査は車両の製造を受注した日立製作所の専門家らが行った。
車両は3両編成(全長61.5m)で、設計最高時速は110km/h(高架走行時)、80km/h(地下走行時)。将来の6両編成時の定員は930人、うち座席は147人、立席は783人となっている。
同市メトロ管理委員会によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で日本の専門家がベトナムに入国することが困難な状況にあるため、車両をベトナムに輸送することがまだできないという。6月末までに最初の車両を搬入できるよう取り組んでおり、搬入後は年内にビンタイ駅(トゥードゥック区)～ロンビン駅(9区)の高架区間で技術検査のための試運転を実施する予定だ。
メトロ1号線は全長19.7kmで、起点のロンビン駅から終点のベンタイン駅まで14駅(うち高架11駅、地下3駅)がある。年内に工程の85％を達成し、2021年末の正式運行開始を計画している。投資総額は46兆3000億VND(約2150億円)。
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April 14, 2020 at 02:16PM
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ホーチミン：メトロ1号線、日本で車両の試運転実施［経済］ - VIETJOベトナムニュース
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