世界的に鉄道車両メーカー各社が受注獲得をめぐって激しく争う中、規模の拡大を目指すフランスの鉄道車両メーカー、アルストムは17日、カナダの大手 ボンバルディアから鉄道事業を買収することで基本合意したと発表しました。
発表によりますと、アルストムはボンバルディアから鉄道事業を買収する覚書を結び、株式の取得にかかる額は58億ユーロから62億ユーロ(7000億円前後)の規模になるとしています。
買収のねらいは、世界の鉄道車両の市場で存在感を高めている中国メーカーに規模の拡大によって対抗するためで、アルストムは声明で「世界における地位を強化するうえで貴重な機会になる」としています。
アルストムはドイツの大手シーメンスと鉄道事業の統合を目指していましたが、去年、EU=ヨーロッパ連合からこれを認めない判断が示され、戦略の見直しを迫られていました。
世界では日本企業を含めた鉄道車両メーカー各社が大型プロジェクトの受注獲得をめぐって激しく争っていて、競争力を高めるための動きが活発になっています。
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February 18, 2020 at 08:45AM
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仏 鉄道車両メーカー カナダ大手の鉄道事業買収 中国に対抗 - NHK NEWS WEB
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