7月1日に高山線でデビューするJR東海の新しい特急車両「HC85系」の営業車が20日、報道陣に公開された。発電した電気で走るハイブリッド方式の新車両で、デッキに岐阜うちわや飛騨春慶といった沿線の伝統工芸品を展示するミュージアムスペースを設けた。
旅客が乗る営業車の公開は初めて。内装は和モダンに統一。普通車は沿線の紅葉や祭り、花火、グリーン車は沿線の新緑や清流をイメージした。デッキは飛騨家具などを模した木目調。沿線の伝統工芸品が鑑賞できる「ナノミュージアム」を設け、高山線では、岐阜うちわ、美濃和紙、一位一刀彫、飛騨春慶を並べ「乗車した時の楽しみにしてもらう」(同社担当者)
高山線の車内放送は、岐阜高校英語研究部の生徒が協力。「岐阜へ、ようおいでんさった」などと沿線の自然や文化といった観光案内を英語も交えて行う。
当面は高山―名古屋間での運行になる。7月は上下線1日当たり計4本、8月からは同計6本に増やす。2023年度末までに68両を順次投入していき、紀勢線でも走るほか、現行車同様に高山から先の富山方面、大阪方面への運行も検討する。
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