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Friday, March 18, 2022

東名あおり 「被害車両が先に減速」 被告が検察側主張を否定 - 東京新聞

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 大井町の東名高速道路で二〇一七年、ワゴン車に乗った一家四人があおり運転を受け、後続車に追突されて死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪などに問われた石橋和歩被告(30)の差し戻し裁判員裁判の公判が十八日、横浜地裁(青沼潔裁判長)であった。被告人質問で被告は、後方のワゴン車が先に減速し、停車したなどと供述。被告がワゴン車の停車を余儀なくさせたとする検察側の主張を否定した。

 被告は初公判で「危険運転はしていない」と起訴内容を否認。この日の供述によると、第二車線上のワゴン車を追いかけ、後方からパッシングした。追い越した車線は「覚えていない」としつつ、第二車線上で前方に割り込んだ。ワゴン車が第三車線に移って減速した後に自身も車線変更し、停車したと述べた。

 ワゴン車の前方に入ったのは「二回」と主張。差し戻し前の一審で「四回」とする起訴内容を認めていたことを問われ、「最初は一回と言ったと思うが、検事の取り調べで違うと言われてそう思った」と述べた。

 遺族の代理人弁護士が被害者参加制度を利用して「二人亡くなったことをどう思っているか」と質問すると、「大変だと思います」と答えた。(米田怜央)

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