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Thursday, March 31, 2022

御年94!…車両基地で今も活躍中の「モハ71」 - 読売新聞オンライン

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 熊本電気鉄道北熊本駅に併設する車両基地には、全身茶色の古めかしい車両が停車している。一見すると、展示車両のようだが、今も「現役」だ。

 1928年(昭和3年)製造の「モハ71」。広島県のJR可部線の区間を走っていた。45年8月6日、広島に原爆が投じられた際には、山口県下関市の工場で検査・修理中だったため、戦禍を逃れた。

 車両は54年頃に国鉄から譲り受け、熊本電鉄にやってきた。81年頃に営業運転は終えたが、基地内で検査・修理中の車両を動かす際の動力として活躍している。

 車両基地には、57年製造で東急電鉄からやってきた「5101A」も停車している。鮮やかな緑色と、独特の 愛嬌(あいきょう) ある顔が特徴で、「青ガエル」の愛称で親しまれた。2016年に引退したが、運転体験などで時々、動く姿が見られる。

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