国内市場向けのトラックやバス用エンジンの排出ガスや燃費の認証申請で性能を偽る不正行為が明らかになった 日野自動車と、問題のエンジンを搭載した車両を販売した トヨタ自動車と いすゞに行政処分を下すにあたり、国土交通省は25日に３社を対象に聴聞を開くと発表した。国交省では一部対象車両の型式指定取り消しなどの処分を予定している。
同省の発表資料によると、聴聞は都内で25日午前10時半から日野自、11時からトヨタ、11時半からいすゞを対象に公開で開かれる。国交省が予定している処分の内容などについて意見を聞く。自動車メーカーは聴聞への出頭の代わりに陳述書や証拠書類などを提出してもいいとしている。
同省は型式指定の取消しについては、取消しの日までに製作された車や装置などについては効力は及ばないものとするとの方針を示した。日野自は４日、不正行為のあったエンジン３機種とその搭載車両の出荷停止などを発表していた。
日野自：エンジン排ガス認証などで不正確認、搭載車両の出荷停止 (2)
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