モーターショー [2022.02.14 UP]
フォード シカゴオートショー2022でGT40オマージュ車両出展
フォードは現地時間の2月12日~21日の会期で開催中のシカゴオートショー2022にて、「GT アラン・マン・ヘリテージ・エディション」を出展している。これは、アラン・マン・レーシングが1966年に製作した軽量仕様のフォード GT40へのオマージュとして1台限定で製作されたもの。
1966年のル・マン制覇マシンに繋がるプロトタイプをオマージュ
1965年から1966年にかけて、アラン・マン・レーシングではより軽量な素材を用い、AM GT-1、そしてGT Mk-1をベースとした車両の2台を製作。どちらのプロトタイプも主要レースでの勝利こそ果たせなかったものの、同じ素材を用いて開発されたGT Mk-2は1966年にル・マン24時間レースを制した。この軽量化に対する精神は現代のフォードGTスポーツカーにも受け継がれているものとし、今回のヘリテージ・エディション製作に至った。
ボディカラーはAM GT-1にも使われたアラン・マン・レッドを採用し、フードからルーフ、そしてリアウィングへと連なるゴールドのストライプをデザイン。さらにフローズン・ホワイトのシグネチャーストライプをアクセントに加え、ドア、フード、リアウィング裏面に16番のラウンドネームを施した。
また、20インチホイール、フロントスプリッター、サイドシル、ミラー、エンジンルーバー、リアディフューザーなどにグロス仕上げのカーボンファイバーを使用。ブレンボ製ブレーキキャリパーはブラックにレッドのグラフィックを施し、ブラックのラグナットを組み合わせ、クラシカルな雰囲気にモダンな要素を取り入れたビジュアルを作り上げている。
内装もカーボンファイバーをふんだんに使用
内装では、ドアシル、コンソール、レジスターにカーボンファイバーを採用。また、シートもカーボンファイバー製でエボニーアルカンターラを表皮に使用、ゴールドとレッドのアクセントステッチをあしらい、シート表面とヘッドレストにはエンボス加工でGTのロゴを施した。また、インストルメントパネルはエボニーレザーとアルカンターラで、ピラーとヘッドライナーはエボニーアルカンターラでラッピングした。
ステアリングホイールにもエボニーアルカンターラを採用し、ブラックステッチを加えた。また、デュアルクラッチパドルシフトをエクステリアと同色のアラン・マン・レッドとし、アクセントにしている。
アラン・マン・レーシングのディレクターであるヘンリー・マンは、「この素晴らしい限定車で、フォードGTの壮大なモータースポーツの遺産を祝うことができ、アラン・マン・レーシングとマン一族にとって大変光栄です」とコメントを寄せている。
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