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Sunday, August 22, 2021

明石家さんまが笑福亭仁鶴さんしのぶ「今の吉本を作った」若かりし頃の前説秘話も - スポーツ報知

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 お笑いタレントの明石家さんまが21日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜・後10時)で、17日に骨髄異形成症候群のため84歳で死去した上方落語の重鎮・笑福亭仁鶴(しょうふくてい・にかく、本名・岡本武士=おかもと・たけし)さんをしのんだ。

 仁鶴さんについて「今の吉本を作ったと言っても過言ではない。アイドル的な人気。出てきたら天井が落ちるかというぐらいの歓声。なんばグランド花月の天井大丈夫かって。ピンで落語であこまでの大爆笑って、後々出てこないと思う」と偉大さを語った。また、舞台のエピソードとして「めくりで『笑福亭仁鶴』って出たら、舞台を通り過ぎて、Uターンしてきて爆笑。『皆さんボンカレー食べてますか? おいしいですよ。私もいっぺん食べなあかん』でまたウワーッとなった」と懐かしんだ。

 また、自身が売れたきっかけに仁鶴さんが出演していた読売テレビの「爆笑三段跳び」で前説を務めていたことを挙げたさんま。「仁鶴師匠が仕事で遅れるからって、1時間半つないだこともある。『頑張ってくれてるから出してあげよう』って、芝居コーナーでボケたら『これは前説か』ってつっこんでくださった」と感謝した。読売テレビの「大阪ほんわかテレビ」で対談した思い出も挙げ「テレビ的には文枝師匠が僕を育てたみたいになってて、そうなんですけど『今僕があるのは三段跳びの前説が受けて、仁鶴師匠のおかげなんです』と伝えたら『あっ、覚えてくれてたか』っておっしゃった時は、すっごいうれしかったのを覚えていますね」と回想した。

 さんまは、14日に肺炎のため亡くなったジャニーズ事務所の名誉会長・藤島メリー泰子さん(享年93)、19日に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなったアクション俳優・千葉真一さん(享年82)と、親交のあった二人の死もいたんだ。

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