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「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」の初日舞台挨拶が、本日7月22日に東京・新宿バルト9で開催され、内藤秀一郎、駒木根葵汰、鈴木福ら10名が登壇した。
仮面ライダーシリーズの生誕50周年と、スーパー戦隊シリーズが45作目を迎えたことを記念した本作。劇中では、テレビ朝日系で放送中の「仮面ライダーセイバー」と「機界戦隊ゼンカイジャー」のヒーローがシリーズの垣根を越えて共闘する。仮面ライダー1号 / 本郷猛役の藤岡弘、も出演し、アカレンジャーには誠直也が声を当てた。
舞台挨拶の前半では「仮面ライダーセイバー」チームが、“裏MC”こと仮面ライダーエスパーダ / 富加宮賢人役の青木瞭の進行のもとトークを繰り広げた。仮面ライダーセイバー / 神山飛羽真役の内藤は「今後の財産になるような経験をしました。1カットに12時間掛けたところがありまして……」と、30テイク以上重ねた撮影を回想。仮面ライダーブレイズ / 新堂倫太郎役の山口貴也は、ゼンカイザー / 五色田介人役の駒木根との共演シーンについて「緊張していたんですが、彼の全力全開な姿を見て僕もがんばらないとと思った」と話し、普段はキカイノイドとの共演が多い駒木根から「人間に僕のこと支えられるかな?と思ったんですけど、まんまとすべてを受け止めてもらった(笑)」と返された。
仮面ライダー最光 / ユーリ役の市川知宏は、テレビシリーズに途中参加したため「これまでは仮面ライダーセイバーを盛り上げようという一心だったのですが、この映画を見て50周年の重みを感じた。セイバーだけでなく仮面ライダー全体を盛り上げたいし、今後への架け橋になれるようがんばろうと思えた」としみじみ。ソフィア役の知念里奈は、コロナ禍で数々のイベントが中止となったことから、客席を見渡し「1年間応援してくださった皆さんがいたんだなと、感動します」と感慨を述べた。
そして須藤芽依役の川津明日香は、「仮面ライダーセイバー」全体を「パワーをもらえる役だったので、ポジティブになれた1年間でした」と振り返る。青木は「このメンバーでできたからこそ幸せな思い出でした」と仲間への思いを語った。
「ゼンカイジャー」ツーカイザー / ゾックス・ゴールドツイカー役の増子敦貴は、映画の撮影を通して感じたことを「歴史ある作品に出させていただいた以上、ゾックスとともに自分も成長できたらいいなと思った」と話す。また駒木根は「スーパー戦隊を語るうえでゼンカイジャーは欠かせない、というくらい大きな存在になりたい」と今後の意気込みを明かした。
“謎の少年役”でゲスト出演した鈴木だが、本日をもって、彼が劇中で石ノ森章太郎を演じていることが解禁された。仮面ライダーやスーパー戦隊のファンである鈴木は「この役は本当に“最光”に楽しいお仕事だったと、胸を張って言える作品になりました。今回は変身できなかったので……今後はこれを超えられるように(笑)」と笑いつつ「撮影前に石ノ森章太郎先生のお墓にご挨拶に行って、精一杯の準備をして臨みました」と思い入れを語る。監督の田崎竜太は、鈴木の熱の込もった言葉を受け「応援してくれる人がいる、そんな存在をヒーローと呼ぶのではないか。『スーパーヒーロー戦記』と言っていますが、これは『スーパーファンの皆さん戦記』なんです」と話した。
なお本日、令和ライダー第3作「仮面ライダーリバイス」の23分の短編映画が、本作と同時上映されていることも解禁に。舞台挨拶では最後に、内藤を中心にキャストたちが「物語の結末は俺たちが決める!」「ヨホホーイ!」「最光!」といったセリフでファンを沸かせた。
※田崎竜太の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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