宇都宮市と芳賀町がJR宇都宮駅東側で整備する次世代型路面電車(LRT)の車両(愛称ライトライン)が31日、宇都宮市下平出町の車両基地で初公開された。バリアフリーや快適さを進化させた流線形の車両で、雷の光(稲妻)を表現した黄色がシンボルカラーとなっている。開業予定は2023年3月。
公開されたのは5月27日に納入された1編成目の3両(全長約30メートル)。先頭車両のデザインはLRTの「L」をモチーフにし、外の景色を楽しめるよう大きな窓を採用した。電気モーターで駆動する。
定員は国内の低床式車両で最多となる約160人で、座席数は50。1編成に2カ所の車いすスペースのほか、ベビーカーや自転車を持ち込めるフリースペースを設けた。
運賃収受の利便性を高めるため、全乗降口にICカードリーダーを設置。停留場で乗り降りする際の段差をなくした設計で、子どもからお年寄りまで快適に利用できるよう配慮した。
お披露目式には関係者約80人が出席。宇都宮市の佐藤栄一(さとうえいいち)市長は「お披露目は本事業の一つの集大成であり、大きな節目」、芳賀町の見目匡(けんもくただし)町長は「LRT開通による新たなまちづくりの期待が高まる」とあいさつした。
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