京急電鉄が、座席幅を広くし、回転もできるよう車内をリニューアルした新車両の愛称を募集している。最優秀賞に選ばれた愛称は、新車両の車体側面にラッピング形式で掲げられる。
1000形の車両八両を改装した新車両は今年五月にデビュー。朝の通勤ラッシュ時の座席指定列車ウイング号の列車として運行されている。
貸し切りのイベント列車としても利用できるよう、座席を進行方向にも横一列にも回転できるほか、バリアフリーのトイレや、ベビーカーに子どもを乗せたまま利用できるフリースペースを設置。全座席にコンセントも備えた。
コロナ対策として、座席幅は通常よりも広くし、抗菌・抗ウイルス効果があるシートを導入している。
愛称は「京急のイメージ」「京急線沿線のイメージ」「新車両のイメージ」をもとに、愛称に込めた思いとともに応募。七月三十日締め切り。最優秀賞一作品に加え、優秀作品四作品も選び京急オリジナルグッズを贈呈する。担当者は「沿線に住むみなさんの思いを乗せて日々運行できるよう、愛称を車体に掲げたい」と応募を呼び掛けている。
また、新車両の運行を記念してマスクケース付き記念乗車券(硬券四枚セット・二千円)二千部を二十六日から京急川崎駅など四駅で限定販売する。売り切れ次第終了。
問い合わせは京急ご案内センター=電045(225)9696=へ。(中山洋子)
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