Loh Duri: 車両デザインの定規いかが養老鉄道

Thursday, July 30, 2020

車両をデザインした８月１日発売の定規＝大垣市の養老鉄道で

　大垣市の養老鉄道は八月一日、赤や緑の塗装が特徴的な車両「７７００系（編成記号ＴＱ）」と、赤のＤ０４編成をデザインした十五センチ定規を発売する。

　横一六・五センチ、縦四センチ、厚さ三ミリで、透明なアクリル製。デザインに使われたＴＱは、東急電鉄（東京）で使われていた車両で、今年十五両全ての導入が完了したばかり。赤と緑の帯や、歌舞伎の隈（くま）取りのようなＬ字の塗装がされた車両正面を絵に起こした。

　Ｄ０４編成は、赤い車体に白帯が走る京浜急行電鉄（横浜市）の塗装をモチーフにした人気の編成の一つ。塗装が見やすいよう側面をイラストにし、床下の機器など細部まで表現した。

　絵柄は車両部門が監修したため、忠実に再現しているのが特徴。総務企画課の井口良介さん（３１）は「この定規を見ながら『この車両はこうなっているんだ』と楽しんでもらえたら」と話した。

　定規は一本四百円。養老鉄道の有人駅と通信販売で取り扱う。（問）養老鉄道＝０５８４（７８）３４００

Loh Duri