新型車両は、運賃とは別料金が必要な全席指定のライナー車両として運行する。座席は片側2人掛けのシートにも、横1列ずつのロングシートにもできる。
車両は1両2億円で、6両購入。車内には無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」やバリアフリーのトイレ、車いすスペースも設けた。消費電力は現行車両より4割以上削減される。来年3月のダイヤ改正に合わせ、主に普通列車として運行するSR1系8両の導入も計画している。
新型コロナウイルスの影響で、同社の4〜5月の運賃収入は前年同期から半減。昨秋の台風19号災害以降、厳しい経営状況が続き、新型車両導入が回復のきっかけになることを期待する。運輸部次長の町田和彦さん(59)は「新型車両に乗って、沿線市町村の良さを再発見してほしい」と話している。
(6月20日)
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June 20, 2020 at 07:04AM
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しな鉄、回復の起爆剤に 新型車両公開 - 信濃毎日新聞
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