JR東日本(東日本旅客鉄道)は、2024年春から山形新幹線用のE8系新幹線車両を順次投入すると発表した。東北新幹線の宇都宮駅~福島駅間において、E5系と併結し300km/h運転を目指すとしている。
同社では、7両編成のE8系新幹線車両を17編成、計119両新造する。2022年9月以降に落成し、2026年春までに17編成が落成する予定。
編成定員は普通車329名、グリーン車26名の計355名。普通車にも全席に電源コンセントを設けるほか、フルアクティブサスペンションを装備することで乗り心地を向上させる。スーツケースに対応した大型の荷物スペースを全ての車両に設けるほか、普通車の車いすスペースも1席分増やされる。また、通路部にも防犯カメラを設置する。
車両のデザインは、奥山清行氏が代表を務めるKEN OKUYAMA DESIGNの監修の下、川崎重工業が担当。最上川の歴史に共通する新幹線がもたらす豊かさ、そこから生まれる風土や人の交流を促す車両として、「豊かな風土と心を編む列車」をデザインコンセプトにしている。
このほか、輸送障害時のダイヤ復旧時間短縮を目的に、福島駅において在来線(奥羽本線)と新幹線上りホームを結ぶアプローチ線を新設する工事に着手。2026年度末の使用開始を目指す。
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March 03, 2020 at 01:18PM
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JR東日本、山形新幹線用のE8系新幹線車両を2024年春から順次投入 - トラベル Watch
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